ブロック

SOY CMSのブログページで使えるブロックの概要

SOY CMSでは、ブログページを使ってブログを作成することが出来ます。

そのブログページでもブロックを使うことで、ブログ用のテンプレートが作成可能となっています。

この記事では、ブログページで使うブロックについての解説をしていきます。

ブログ用のテンプレート

ブログページで使うテンプレートは以下の3種類があり、それぞれ別のテンプレートで構成されています。

  • トップページ
  • アーカイブページ
  • 記事毎(エントリー)ページ

トップページは、ブログのトップページで使うテンプレートです。

アーカイブページは、カテゴリアーカイブページと月別アーカイブページの両方に共通して使うテンプレートです。

記事毎(エントリー)ページは、実際の記事(エントリー)を表示させるのに使うテンプレートです。

ブログブロック

標準ページで使うブロックは、どのページでも使えるブロックを使用してテンプレートを作成しました。

ブログページでは、ブログとしての機能を提供する特別なブロックがあります。

それをブログブロックといいます。

このブログブロックを使うことで、WordPressにあるようなブログを作成していくことが出来ます。

ブログブロックも、以下のページでそれぞれ使えるものが異なっています。

  • トップページで使えるブログブロック
  • アーカイブページで使えるブログブロック
  • 記事毎(エントリー)ページで使えるブログブロック

それぞれのブログブロックについては、次回以降の記事で解説していきます。

ブログブロックの使い方

通常のブロックでは、「<!-- block:id="***" -->」を使い、「***」の部分は任意の文字列でした。

ブログブロックでは、指定する方法が以下になります。

ブログブロックの始まり:<!-- b_block:id="***" -->
ブログブロックの終わり:<!-- /b_block:id="***" -->

このときの、「b_block:id="***"」の中の***は標準ページの場合と違い、機能ごとにあらかじめ決められた文字列を入れる必要があります。

また、b_block:idにも、機能が決められたcms:idがあります。

記述の仕方は、「cms:id="***"」となります。

これらを組み合わせてブログブロックを設定すると以下のようになります。

<!-- b_block:id="AAA" -->
<div cms:id="BBB">CCC</div>
<!-- /b_block:id="AAA" -->

これは、"AAA"というブログブロックを設定(これはSOY CMSで決められている)して、そこに<div>タグを使い「cms:id」で"BBB"という属性を設定(これはSOY CMSで決められている)して、"CCC"に"BBB"に関連する文字列(これは自由に決められる)を記述するというものです。
こうすることで、"CCC"はエントリー(記事)に書き換えられます。

重要

通常のブロックである「block:id」は、テンプレートエディタを使ってHTMLソースにブロックを設定しました。
そのブロックに「ブロックタブ」で必要な記事(エントリー)を設定することで、ブロックを設定した箇所に記事(エントリー)を表示していました。

ブログブロック(b_block:id)の場合、テンプレートエディタを使ってHTMLソースにブログブロックを設定しても、ブロックタブにはブログブロックは表示されません。

では、設定したブログブロックはどのように確認するのかというと、記事の新規作成から実際の記事(エントリー)を作成することで、ブログブロックの挙動を確認することが出来ます。

そのため、実際のブログブロックの設定方法については、ブログ作成の記事で解説していきます。

終わりに

ブログページで使えるブログブロックの概要について解説してきました。

だいたいのブログブロックの設定の仕方は、通常のブロックの場合と同じようなやり方でいけるでしょう。

ただ、ブログブロックはブログ専用の機能に特化しているので、通常のブロックとの違いに気をつけなければなりません。

また、このブログブロックを使いこなせると、オリジナルのブログテンプレートを作成することが出来ます。

次回以降の記事で、ブログのトップページやブログの記事毎(エントリー)ページで使うブログブロックとその属性(cms:id)について解説していきます。

これらをマスターして、自分だけのブログテンプレートを作成してみましょう。