SOY CMSのインストール環境の確認
SOY CMSをインストールする前に、インストール先のレンタルサーバーでSOY CMSが動作するか確認してください。
SOY CMSを使うために必要なもの
SOY CMSを使うには、以下のものが必要になります。
- SOY CMSやデータを格納するためのサーバー
- (場合によっては)独自ドメイン
- SOY CMS本体
- データベース(MySQL版)
サーバーに関しては、大抵の場合レンタルサーバーを借りると思います。
あまり安いプランだとMySQLのデータベースがなかったり、1つしか使えなかったりするので、データベースの数は確認しておいたほうがいいでしょう。
また、SOY CMSが動作しないサーバーもある可能性があるので、レンタルサーバーを借りるときには、一応無料お試しで動作することを確認してから借りるようにしてください。本契約してから動作しないことが分かっても後の祭りです。
ちなみに私は、以前からNetowlのミニバードというレンタルサーバーを借りていたのですが、サービスの統合によりミニバードがスターサーバーライトプランという名称に変わりました。変わりましたが、これまで同様問題なく使えています。
ドメインに関しては、長くサイトやブログを運営していきたい、ネットショップを運営したい、アフィリエイト等をやりたいといった場合には独自ドメインを取得するほうがいいでしょう。独自ドメインの取得方法については他のサイトで詳しく説明しているサイトもあると思うので、そちらを確認してください。
SOY CMS本体ですが、SQLite版とMySQL版の2つがあります。
どちらを使えばいいのかと迷うかもしれませんが、サーバーの環境や特別な事情がなければ、SQLite版をお勧めします。
SQLite版だからといってスピードが落ちるということもそれほどないでしょうし、なんといってもバックアップやサーバーの引っ越しが手軽、インストールが簡単といったことが挙げられます。SOY CMSの元開発者の他の記事で、「SOY CMS/Shopを利用する際、どのデータベースを利用すれば良いか?」というのがありますので、参考になるかと思います。
SOY CMSの動作環境
SOY CMSの動作環境は以下になります。
Apache HTTP Server (2.2,2.4)
- mod_rewirteが有効であること。
- .htaccessでRewrite設定が行えること。(AllowOverride FileInfo Options または All,Options FollowSymLinks)
- .htaccessでDeny, Allowなどのアクセス制御が行えること。(AllowOverride Limit または All)
- 環境変数PATH_INFOが使えること。(AcceptPathInfo On)
PHP 7.4以降
PHPのバージョンはPHP: Supported VersionsのCurrently Supported VersionsのSecurity Support Untilに合わせています。
以下の拡張モジュールが有効であること。
- PDO
- PDO_MySQL (MySQL版のみ)
- mbstring
- Standard PHP Library (SPL)
- JSON
- SimpleXML
動作環境に関しては公式HPにも記載されていますが、古い情報となっています。
現在はPHP8.0系などにも対応しているバージョンもあります。PHP8.0系に対応しているバージョンはこちらにあります。
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